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今話題のライフスタイル「FIRE」とはなんなのか?

20代〜30代で会社に縛られることなく暮らしている人たちがいることをご存知ですか?

このよう若いうちから経済的独立を果たし自由な時間、自由な生活をおくっていることに憧れる人も多いと思います。私もその一人です。

とはいえ、

  • そんな自由に暮らせるほどお金はない。
  • 自由には憧れるけど、どうやってなれるのか想像がつかない。

今回はそんなFIREとは何かを深掘りし、どのようにすればFIREをすることができるのかについて解説していきたいと思います。

3分ほどで読み終えることができ、すぐに実践できる内容となっていますので最後まで読んでいってください!

目次

FIREとは

FIREとはfinancial independence retire earlyの略で会社からの収入で生計を立てるのではなく、資産からの収入で生活をできるようにすることで経済的独立をし、早期に会社を退職するライフスタイルのことです。

この考え方はアメリカのVicki Robinの著書「your money or your life」の中で自分の使っているお金の流れを知ることでどのくらいのお金があれば自分は満足に生活できるのかを把握した上で、必要資産を計算し経済的独立をする方法が書かれている本で出版されてからこの手法でFIREをした人のSNS、ブログなどでFIRE生活のをする人たちの発信が増え、この考え方が広まりました。

この考え方がなぜ若者の間で増えているのかというと

  • 誰にも縛られることなく自分の時間や生活に自由を求めている
  • 生活の不安定さの解消
  • 会社での人間関係や仕事内容などのストレスからの解放

このような理由からFIREを目指す・共感できる若者が増えたと考えられています。

FIREをするのに必要なこと

FIREするのに必要なことは以下の通りです。

  • 貯蓄率を上げる
  • 投資を始める
  • 経済的独立をするための金額目標を決める
  • 長期的な計画を立てる

1つずつ解説していきます。

貯蓄率を上げる

経済的独立を果たすためには現在の給料から貯めるお金を多くすることが必要です。

まずは給料からの貯金額を増やすために支出を見直すことから始めましょう。

やり方としては1番初めに自分のお金の流れを把握してください。

固定費や食費など自分がどこに多くお金を使っているか、どの支出を削れそうかを把握することができればあとは実行していくだけです。

まずは少ない金額からでもいいのでしっかり貯蓄していきましょう!

投資を始める

ある程度の貯蓄ができたら今度は投資を始めいきます。

注意点としては貯蓄金をすべて投資するのではなく月々の貯蓄の半分を投資に回すようにすることです。

そうすることで余剰資金でお金を生み出すことができるようになり、将来の資産に変わっていきます。

注意点としては、投資である以上リスクが必ず伴うので決して無理のない運用をする心がけを忘れないように!

経済的独立には絶対に欠かせない要素ですので少しずつゆっくり育てましょう。

経済的独立をするための金額目標を決める

ここまでできたら次はFIREするために必要な資産金額を決めます。

FIREの種類によって必要金額が大きく変わるので自分がどのように経済的独立を達成したいのかをしっかり考えて目標金額を決めていきましょう。

ここではFIREをした後の資産運用の方法で代表的な4%ルールで計算していきたいと思います。

4%ルールとは簡単にいうと運用資産の4%未満を生活費として切り崩していけば30年経過しても資産が尽きる可能性が低いという考え方です。

それでは簡単にシュミレーションしてみたいと思います。

必要な資産額=年間必要支出÷0.04

これを月々20万円とすると

必要な資産額=2400000÷0.04=60000000

4%で資産を切り崩しながら生活するのに必要な資産は6000万円が必要になります。

6000万も貯められないよ‥と諦めてしまいそうな方もいると思います。ですが月々20万円を資産収入から賄うのには6000万円が必要なだけであって、月々10万円で生活する、足りない分は別収入から補う方法をとれば必要資産も少なくてすみます。

なので純粋に資産収入だけで生活しようと考えると難易度が高くなってしまうので、自分の必要金額をしっかり計算し、実現可能な金額を設定していきましょう。

FIREの種類

FIREにも色々な種類がありその種類によって生活スタイルや必要資産額が大きく変わってきます。

では一体どのような種類があるのかを紹介していきたいと思います。

FIREの種類

  • Lean FIRE(リーン・ファイア)
  • Coast FIRE(コースト・ファイア)
  • Side FIRE(サイド・ファイア)
  • Fat FIRE(ファット・ファイア)

Lean FIRE(リーン・ファイア)

必要最低限の生活費でお金を多く使わない人が目指すFIREです。

メリットとしては少ない生活費で生活をするので資産からのリターンが少なくてもFIREすることが可能。なので資産も少ない金額でFIREすることができます。

デメリットは突発的な支出があった時に弱い点ですね。急な支出は病気などで高度な手術を受ける、事故に遭う、高額家電の故障など数十万単位でお金が動くことには弱いです。

最小限の物しか持たないミニマリストの人にはとても向いているスタイルだと思います。

Coast FIRE(コースト・ファイア)

資産運用はおこなうものの、資産からの収入で生活費を賄い、自分のやりたい仕事を積極的にやっていくスタイル。仕事もフルタイムでしっかり働くのではなく、自分のペースでストレスなくやっていきます。

メリットは自分の好きなことだけで生活していくので楽しくストレスのなく自由奔放に生きていけること。

デメリットは生活費を資産からの収入で賄うので資産を多く作る必要があることです。

仕事は嫌いじゃないし、やりがいだと思っている人や誰かの目を気にせず働けるのでストレスを回避しながら仕事をしたい人、飽きたら違う夢中になれることにどんどんチャレンジしたい人には向いているスタイルです。

Side FIRE(サイド・ファイア)

資産からの収入+自分の好きなこと、趣味などの副業収入から生活費の足りない分を補填しながら生活をするスタイルです。

Barista FIRE(バリスタ・ファイア)とも言われます。

メリットは資産からの収入+副業収入なので、資産が他のFIREに比べ少なくていい点。

デメリットは副業収入が少なく資産からの収入も少ない場合、生活費を見直すか、他で収入を確保しなければいけないことです。自分の特技・好きなことを活かして経済的独立を実践するのがサイド・ファイアの特徴なので生活のために自分のやりたくない仕事をするのはサイド・ファイアではありません。

経済的独立の準備のために今働いている仕事の収入を最大化し、週末副業をすることでサイド・ファイアをより早く実現可能にすることができます。

Fat FIRE(ファット・ファイア)

資産からのリターンのみで高水準の生活をしていくスタイル。

メリットは労働なしで好きなもの・好きなことにお金をかけることができること。

デメリットは桁違いに多くの資産が必要なので高収入の人に限られてくるところ。

まとめ

  • FIREとは資産からのリターンで経済的独立をし、早期退職するライフスタイルのこと。
  • FIREをするには①貯蓄率を上げる、②投資を始める、③長期計画を立てる、④目標金額を決めること。
  • FIREには種類があり、自分がどのように生きていきたいかを明確にすることでFIREの目標金額が決まってきます。なので自分のライフスタイルをしっかり決めときましょう。

FIREは長期的目線で長く取り組むことと継続的に続けていくことが達成にとても大切なことなので、短期的な欲望、なかなか変わらない現実に振り回されることなく自分の目標を忘れずしっかり取り組んでいきましょう。

私はリーン・ファイアとサイド・ファイアが現実的なFIREだと思っています。

日本に生まれただけでFIREの確率はとても大きいと思いますので、自分にあったライフスタイルのFIREを目指して努力してみてはいかがでしょうか。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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